イギリスでの妊娠出産記。〜出産後の診察(ヘルス・ビジター編)

妊娠・出産

イギリスで第二子を出産し、出産翌日に退院しました。

出産編はこちら
産後の入院編はこちら

通常産後10日目までは、Community Midwife(コミュニティ・ミッドワイフ)が赤ちゃんとママの相談に乗ってくれます。

通常、産後11日目からはHealth Visitor(ヘルス・ビジター)に担当が移るそうです。
今回は、自宅・ベビークリニックでのHealth Visitorによるサービスについてご紹介します。

出産後のサービス

Community Midwife(CM)によるサービス →こちら
・生後2日目 面談、私の診察
・生後5日目 面談、赤ちゃんの体重測定新生児マススクリーニング検査
・生後10日目 面談、赤ちゃんの体重測定、私の診察

Health Visitor(HV)によるサービス ←コレの記事です
・生後11日目頃 面談
・以降1週間ごと 面談、赤ちゃんの体重測定
・生後6〜8週 面談

General Practitioner(GP)によるサービス
・生後6週 赤ちゃんの健診、私の健診 (日本の1ヶ月健診) →こちら
・生後8週、12週、16週 赤ちゃんの予防接種 →こちら(育児カテゴリー)

Health Visitorとは?

Health Visitor(ヘルス・ビジター)とは、
保健師になるために、特別なトレーニングを受けたNurse(看護師さん)やMidwife(助産師さん)のこと。

子供の発達の評価や情報提供など、
5歳までの子供のいる家族のサポートの中心的役割を担っています。

生後10日目(通常は11日目以降) @自宅

通常、Health Visitorは生後11日目以降のケアを担当するそうですが、
曜日の関係で生後10日目の訪問になりました。

1週間ほど前に連絡があり、

Health Visitorの○○です。
来週お宅に伺いますが、通訳は必要ですか?

通訳はなしで大丈夫です。

では、○月△日の午前中に伺います。

わざわざ通訳が必要かを聞いてくださいました。
そして、当日。

9時から10時の間に伺います。
住所は・・・で合っていますね?

と連絡があり、時間通りにいらっしゃいました。

・レッドブックに必要事項の記入(New baby review)
・GP(生後6週、8週)の予約をしたか確認
・産後の色々なアドバイス(母乳のため水をたくさん飲むように、など)
・赤ちゃんについてのアドバイス(うつぶせ寝禁止など)
・赤ちゃんと私のビタミン剤

生後4週からビタミン剤

日照時間の短いイギリス。
子供は生後4週から5歳まで、骨の成長を助けるためビタミンDの補充がすすめられています。

赤ちゃん用には、液体のビタミン剤Vitamin drop(ビタミン・ドロップ)をいただきました。
1日1回、5滴を直接口に垂らします。

赤ちゃんの唇をチョンチョンと指で触って口を開けさせ、少し上から5滴。
瓶からなかなか出てきませんが、瓶全体を手でギュッと握ると、中の空気が温まって出てきやすくなります

我が子は不思議そうにペロペロ食べていました。
なくなったら、ベビークリニックで追加がもらえるとの事。

生後1ヶ月からこんなに甘いのを毎日あげちゃうのね…
ビタミンD不足になったら嫌だからあげるけど。

私用にもビタミン剤のタブレットをもらいました。
こちらもなくなったらベビークリニックで追加がもらえるそうですが、
終わった後は市販の授乳用サプリメントに変えました。
ビタミン以外にも鉄分も補いたかったし、赤ちゃんの脳のためにオメガ3も補充したかったので。

ちなみに、冬の間は4歳の上の子にもグミタイプ(オメガ3入り)を食べさせています。

おへその処理について

その他、前日にへその緒が取れたので報告。

昨日へその緒が取れました。

では7日間沐浴はやめてください
乾燥させないと感染する可能性があるので。

7日間も!
日本では普通に沐浴させてたけど。

硬水のイギリスでは肌が乾燥するため毎日沐浴は良くないと聞き、沐浴は2, 3日に1回にしていましたが、
7日間もお風呂に入れないのはちょっと耐えられません。
3日目には耐えきれずに沐浴しました。

ちなみに日本で1人目を出産した時、おへそは毎日沐浴後に消毒するように言われましたが、
最近では消毒せず、清潔にして乾燥させるのが大事という考えに変わってきているようです。

傷と消毒

少し脱線しますが、最近の医療としては、「傷口に消毒液をかける」事はよくない事とされています。
例えば外科の手術後の傷についても、私が研修医の頃は毎日ガーゼを剥がして消毒して新しいガーゼを当てる、というのが外科の研修医の日課でしたが、現在ではしません

通常の菌は水で洗い流せばOK消毒薬によって正常な組織にダメージを与えてしまう
と考えられているようです。

来週以降、毎週ベビークリニックに来てください。
体重測定と、何か相談したい事があればそこで伺います。
私は6週から8週の間で、また伺います。

生後3週以降、毎週@ベビークリニック

生後3週目以降、しばらく体重測定のために週に1回、Baby Clinic(ベビークリニック)に通いました。

私が指定されたクリニックは、自宅から徒歩5分程度にあるNursery(保育園)の一室で開かれます。
ここに毎週同じ曜日の午前中、1時間半ほど、Health Visitorが来てくれます。
このようにNurseryやCommunity centre(コミュニティセンター)で開かれる事が多いようです。

お部屋に着いたら、Health Visitorにレッドブックを渡し、順番を待って服を脱がせ、スケールで体重を測ります。

服を着せている間にレッドブックに体重を記入してもらい、簡単にお話して終了です。
混んでいない時間帯なら5分で終わります。

色々な年齢の赤ちゃんが来ていて、歯の相談や離乳食の相談をしているママもいました。

ここで驚いたのは、赤ちゃんを連れて来ているパパもいた事。
イギリスではパパの育児参加が盛んで、保育園の送り迎えや公園でもよくパパを見かけますが、ベビークリニックにパパが赤ちゃんを連れて来るとは、驚きました。

しばらく毎週通いましたが、体重の増えも順調という事で、
生後2ヶ月以降は月に1回になりました。

生後6週@自宅

前日にお電話があり、午前中にいらっしゃいました。

精神的に問題ないかの確認
授乳は問題ないかの確認
・赤ちゃんの成長(体重)曲線の確認
・赤ちゃんにビタミンを与えているかの確認
・赤ちゃんの発達チェック(音のする方を見るか、笑うか、など)
・今後のアドバイス
主に、お母さんの精神面を確認するための訪問のようでした。

アドバイスについて

・Tummy time(腹ばいの時間)を徐々に増やすように
・引き続きBaby clinicで2-4週ごとに体重を測るように
・6ヶ月までは固形の食べ物を与えないように

離乳食について、

日本とは進め方が違うでしょうから、
離乳食教室に4ヶ月くらいで行くと良いですよ。

との事でした。

まとめ

Health Visitorに毎週相談できる場があって安心

疑問に思っている事は、体重測定ついでに質問できるので安心です。

面倒でも毎週、毎月ベビークリニックに行くと良い

時間が許せば、体重増加が順調そうでも言われた通りにベビークリニックに足を運ぶと良いです。

それぞれの時期に応じて、Health Visitorの方に

12週の予防接種の予約はしましたか?

などリマインドしてもらえるので、必要な事をやり損ねていないか確認できて安心でした。

また、混んでいる時間帯、空いている時間帯がわかってきますので、
時間のある時は他の赤ちゃんがいる時に行って、近所のママ友を作るのも良いですね。

次は、GPでの6週のチェックについて、ご紹介します。